在宅勤務の普及によって仕事のやり方や場所が柔軟化した反面、部下を指導する立場である管理職の方の中には、部下が在宅勤務中にサボりしないか心配している方も多いのではないでしょうか。実際にインターネット調査によると、「在宅勤務中にサボりをしたことがあるか」の問いに「ある」と答えた人は74パーセントにのぼったデータがあります。そんな中で在宅勤務中のサボり対策の方法が注目を集めつつあります。まず一つ目は、「業務の見える化、共有」です。

リアルタイムで行なっている業務の進捗をツールやシステムで上司や部下間で共有できるようにすることで、個人ごとの活動状況が明確化されます。何より仕組みの導入がサボりを抑制する役割を果します。次に「成果の報告、提出」です。その日の仕事の成果や提出物は、1日の業務終了前に必ず報告し合う習慣をつけることがおすすめです。

その日のタスクや期限が決まっていれば自然と達成するために行動するので、一人ひとりにしっかりと明確なタスクを割り当てることが大切です。仕事の「評価基準を変える」ことも有効な手段です。仕事中の姿勢を把握することができないので、仕事に取り組む姿勢や態度で評価するのではなく、成果による評価へ帰ることも重要です。柔軟に在宅勤務に適応した制度に変えないと、真面目に仕事をしている社員までが正当な評価を受けていないと感じてしまい、モチベーションが低下してサボり始めてしまう可能性もあります。

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