コロナ禍の影響もあってテレワークという働き方が定着してきました。工場で機械を扱う仕事など、絶対に無理な分野はあるものの、会社に行ってパソコンを使う仕事ではかなりの部分でテレワークが可能であり、広まって行ったのです。メリットは様々で、ジャーナリストが語るとしたら他の要素もあるかもしれませんが、実際のところ社員が喜ぶのが最も大きいメリットでしょう。なにしろ通勤時間がなくなるのですから、起きる時間を遅く出来るというだけで特大のメリットです。
人生の時間においても一時間掛かって会社に行っているのなら、一日往復二時間も無駄にしています。それを完全になくせるというのは大きな喜びであり、その時間を使って何か勉強でもしようかと思うぐらいのボリュームなのです。会社にとってはちゃんと働いているか、すぐ確認出来ないなどの問題も出て来ますが、とりあえず成果が見えない訳ではないのでテレワークも痛し痒しといったところでしょうか。この機会にネットを経由したコミュニケーションの方法を模索しておけば、他社との交渉などで経験が生かせるかもしれません。
また、もっと単純に会社に人がいないので電気代や空調費などが抑えられるのも嬉しいところでしょう。周囲の店の売り上げは落ちてしまいますが、それは関係がないので気にする必要はありません。むしろ社員の無駄遣いがなくなる事を考えれば、大げさに言ってしまえば幸福度が上がった状態になるのです。